変数と関数—C#—
はじめに
この教科書ではプログラミング言語C#の概要とプログラミングを行う上で欠かせない変数 / 関数について学びます。
C#
プログラミングとは
プログラミングとは「PCに何か処理をさせるために、人間が理解できる言語で指示を出すこと」を指します。
この「人間が理解できる言語」のことをプログラミング言語といいます。
PCは指示された内容を正確に実行できる反面、普段何気なく使っている曖昧な表現は理解することができません。
プログラミングを行う際は処理させたい内容が明確になるように心がけましょう。
プログラミング言語の種類
プログラミング言語は特性の異なる言語が複数存在しています。
特性を理解した上で実現したいことに合わせた言語を選ぶようにしましょう。
この教科書ではUnityでのゲーム開発を念頭に置くため、Unityで採用されているプログラミング言語「C#」を使って解説していきます。
| 用途 | 言語 |
|---|---|
| Web開発 | PHP / JavaScript / Go / Ruby など |
| ゲーム開発 | C# / C++ / Go など |
| アプリ開発 | Swift / Kotlin / Java など |
C#とは
C#はマイクロソフト社が開発したプログラミング言語です。
Windows / Webアプリケーション、Unityでのゲーム開発など様々な用途で利用されています。
C言語やJavaといったプログラミング言語に影響を受けており、コードの書き方はJavaに近い形になっています。
処理を実行する際に事前にPCで動作しやすい形に変換(コンパイル)する必要があります。
※ コンパイルする必要がある言語を「コンパイラ言語」といいます
本教科書ではC#で開発を行うための枠組み(フレームワーク)である.NET (ドットネット)を利用してプログラミングを行います。
プロジェクトの作成
実際にコードを動かすためのプロジェクトを作成していきます。
わかりやすいところに新しいフォルダを作成しましょう。
教科書ではDesktopに「Valiable」というフォルダを作成しました。
ターミナル / コマンドプロンプトを起動して、今作成したフォルダに移動します。
移動できたら以下のコマンドを入力しましょう。
dotnet new console --use-program-main
下の画像のようにファイルが生成されていればOKです。

※ ターミナル / コマンドプロンプトの使い方はVSCode環境構築の教科書を参照
プロジェクトを開く
作成したプロジェクトをVSCodeで開きます。
VSCodeを起動してメニューバーからFile > Open Folderを選択し、先ほど作成したプロジェクトのフォルダを選択します。

下のような画面が出た場合は「Yes, I trust the authors」を選択します。

プロジェクトが表示できたらProgram.csを選択して開きましょう。
画面の確認
このような画面になっていればOKです。

コードの実行
まずは既に書かれているプログラムを実行してみます。
メニューバーからRun > Run Without Debuggingを選択します。

出てきた選択肢からC# > C#: Launch Startup Project > Valiableを選択します。

Consoleに「Hello, World!」と表示されればOKです。
Hello, World!
このようにRun > Run Without Debuggingを実行することでプログラムを動作させることができます。 2回目からはRun Without Debuggingを選択すると即座に動作するようになります。
コードの解説
プロジェクトを作成すると、下のようなコードが生成されています。
csharp1static void Main(string[] args) 2{ 3 Console.WriteLine("Hello, World!"); 4}
プログラムを実行するとMainの{}の中コードが順番に処理されます。
初期の状態ではConsoleに「Hello, World!」と表示するプログラムが書かれています。
ここからはMainの中身を書き換えてプログラムを組んでいきます。
スクリプトとは
Program.csのようにプログラムを記載したファイルのことをスクリプトといいます。
スクリプトはPCに実行させる「命令を書いたメモ」のイメージです。

